TVアニメ「三者三葉」1話の作画にドキッとした。
どうもこんにちは。
2016年も、もう4月。
新学期とともにアニメも新作が次々とスタートしているが、
みなさんはもうお気に入りの今期アニメは
見つかっているだろうか?
今回は2016年春アニメの新作
「三者三葉」第1話を観た感想を少しばかり。
日常系アニメ「三者三葉」のあらすじ
三者三葉は「まんがタイムきらら」で12年のあいだ連載されている
荒井チェリー氏の人気マンガが原作だ。
大飯食らいの小田切 双葉(おだぎり ふたば)
三つ編みの委員長で毒舌キャラの葉山照(はやま てる)
元大富豪の娘で今は貧乏キャラの西川 葉子(にしかわ ようこ)
この3人がメインで進んでいく
ギャグ要素満載の日常系アニメである。
(この表現で合っているだろうか・・・?)
アニメではお嬢様キャラの葉子の視点で進んでいるが、
マンガでは双葉視点のようであり、
今後この流れが変わっていくかはわからない。
細部の日常芝居へのこだわりとケレン味溢れる作画!
個人的にアニメーションの作画にけっこう興味があるのだが、
たまたま観たTVアニメで久々にドキッとするほど、
良質なアニメーションを観られて感激した。
冒頭、学校の日常風景を写したシーンでは、
バドミントンをやる4人の女生徒が素晴らしかった。
バックハンドのショットと、
それを打ち返す軽めのスマッシュ?
それに応じたシャトルのやわらかい放物線と程良い速度。
これは思わず何度も巻き戻して観てしまったぞ。
学校の生徒たちのモブシーンだったが、
細部の動きを丁寧に表現していたので、
これからどんな良いアニメーション作画が観られるのか?
と、さらなる期待感を抱ける一連のシーンだった。
さらにその後、メインキャラである、
葉山照が書類を持ちながら廊下を歩くカット。
手前から廊下を走ってすれ違う女生徒二人の動き。
ここの走り方も良かった!
跳ねるような躍動感が伝わる小走りだ。
走りで言えば、メインキャラの双葉が
大量のパンを抱えながら走る後ろ姿。
ここの動きも同様に躍動感が伝わってきた。
同じ原画の方だろうか?詳しくは分からないが、
走りに対して強いこだわりが随所で感じられた!
他にも、メインキャラを中心に
驚き、動揺、喜びなどの顔の表現にも
アニメ心が伝わるケレン味溢れる作画が、
視聴者をドキッとさせる。
デフォルメされた表情と通常のキャラクターデザイン。
両方がうまく混在して丁寧に作られている。
あとはやはり、葉山の「ミルフィーユからの塩辛」である。
ここは外せない見所であるのに間違いないぞ!
2話目以降も作画のクオリティは要注目だ。
葉子の貧乏キャラが面白すぎる。
シナリオでいうなら、1話目は葉子が主役のようだ。
お嬢様育ちということで、一般の生徒と馴染めない様子。
パンの耳が主食という貧乏キャラが可愛らしい。
一気に感情移入してしまう要素満載だ。
これからもっと友達ができるよう応援していこう。
他にも双葉の胃袋ブラックホールキャラに、
葉山の腹黒毒舌キャラ。
主要キャラにフォーカスした話数にも期待したい。
以上、TVアニメ三者三葉の1話について感想を書いてみた。
まだ観ていない人はぜひチェックしてみてほしい。