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俺の歴代おすすめアニメベスト10(2016年現在)

      2016/04/24

どうもこんにちは。

今回は、僕がいままで生きてきた中での
おすすめアニメベスト10をご紹介していこうと思う。 rel=”nofollow”

 

当ブログを始めるにあたり、僕のマイベストアニメを
整理しておきたい気持ちがあったのでこの記事を書いている。
自分の頭を整理するメモ代わりという意味合いだ。

 

一応ランキング形式で書こうと思うが、
それほど順位は気にせず見てほしい。

 

それではどうぞ!



俺のおすすめアニメベスト10

・赤毛のアン

・伝説巨神イデオン劇場版・発動篇

・攻殻機動隊SACシリーズ

・あしたのジョー(TVシリーズ)

・新世紀エヴァンゲリオン(TV19話・24話、旧劇場版)

・少女革命ウテナ(TVシリーズ、橋本カツヨの演出回)

・千年女優

・御先祖様万々歳!

・トップをねらえ!(第5話)

・SHIROBAKO

 

 

赤毛のアン

これは以前の記事でもご紹介したが、
赤毛のアンは自分の中ではナンバーワンに
おすすめしたいアニメである。

 

まずは原作の面白さが大前提としてある。
この作品をアニメとして
世に送り出してくれたことにまず感謝だ。

 

監督は高畑勲さんだ。
延々としゃべり続けるという今までのアニメでは
表現しにくいことが多くあっただろうが、
それの特徴を見事に原作に忠実に再現している。

 

そして、キャラクターデザイン近藤喜文さんの
柔らかく、愛着溢れる素晴らしい作画もポイントだ。

 

いつの間にかアンの魅力にのめり込んでいく感覚。
ぜひあなたも一度体感してほしいと思う。

 

伝説巨神イデオン(劇場版・発動篇)

これも自分の中では赤毛のアンと並ぶ
マイベストアニメだ。

 

監督は機動戦士ガンダムで有名な富野由悠季さん。
キャラクターデザインは湖川友謙さん。

 

ガンダムが1979年で、このイデオンは
翌年1980年のTVアニメである。
劇場版・発動篇はアニメ版の内容を
新作カットも加えて再編集した作品だ。

 

ガンダムももちろん素晴らしい作品だが、
コアなファンの中ではこのイデオンが
富野監督の最高傑作との声も高い。

 

ジャンルとしてはロボットアニメとなるのだが、
ただのロボットアニメとは言えない。

 

遠い未来の地球人であっても、
戦争の歴史が繰り返されていく。

 

人間の憎しみ、妬み、すべての感情を
このアニメで改めて思い知らされる。

 

「人間」というものを深く考えさせられる
哲学的なアニメーションである。

 

攻殻機動隊SACシリーズ

これも以前の記事でお伝えしているので
詳しくはそちらを読んでいただければと思う。

 

攻殻SACの魅力としては、
その物語の構成があるだろう。

 

一つの大きな事件を主軸に置きながら、
基本は1話完結で進んでいくストーリー構成だ。

 

海外ドラマの「ニキータ」(だったかな?)を、
参考に練られた構成だという話だが、

 

1話1話を単体でも十分楽しめて、
なおかつ主テーマのストーリーとも密接に関わってくる。

 

よくよく考えられたストーリーの展開が楽しみの一つだ。

 

 

あしたのジョー

「あしたのジョー」は、出崎統監督の
代表的な作品の一つだ。

 

出崎監督の作品全般に言えることだが、
その魅力は、「キャラへの感情移入」にある。
とにかく、キャラクターのドラマの表現に
徹しているとでもいうべきか。

 

アニメという虚構の世界である。
しかし、そこには矢吹ジョーという男がいる。
そこに人間がいるとしか思えないほどの存在感。

 

ここまで人間味を表現しきれる、出崎監督の演出は
一言「凄い」としか言えないのだ。

 

アニメ史の歴史に残る名作中の名作であるが、
名作である理由があるということを思い知らされた。

 

新世紀エヴァンゲリオン

今や一部のアニメファンのみに限らず、
日本人なら知らない人はいないくらいに
知られるようになったエヴァ。

 

個人的には、19話と24話が印象に残っている。
初めて見た記憶があるのは24話で、
当時10歳の小学4年生くらいだったと思う。

 

エヴァが1分くらい全く動かず、
交響曲第9番だけがBGMで流れるシーン。

 

ん、ビデオを見てるわけじゃないよな?
なぜ絵が止まっているんだろう?
アニメなのに・・・動いてない。

 

強烈な印象だった。

 

エヴァの凄さってやっぱりその演出にあると思う。
絵をそれほど動かさなくても
レイアウトのインパクトで画面の品質を保つ。

 

制作が締め切りが短く予算も少ない状況でやりきる
TVアニメ演出のうまさを見れた素晴らしい作品だ。

この演出って、庵野監督というよりは
摩砂雪さんの要素が強いのかな?
詳しくは裏をとってないので分からないが、
クリエイターのプロの技を堪能できる要素が満載である。

 

少女革命ウテナ(橋本カツヨさん演出回)

少女革命ウテナは不思議な作品だ。
あれほど、次の展開が気になって気になって
仕方がなくなる作品はまれだ。

 

その要素の一端を担っているのが、
橋本カツヨさんの演出回だ。

 

ご存知の方もいるかもしれないが、
橋本カツヨさんはペンネームで、
本名は細田守である。

 

そう、「サマーウォーズ」「バケモノの子」でおなじみの
細田守さんが監督デビューする前の演出作品なのだ。

 

彼の担当した話数は本当に面白い!
同じウテナの作品でありながら、
彼の担当した演出回は、面白さが別格だ。

 

千年女優

千年女優は、2002年の劇場アニメーション作品だ。
監督は故・今敏(こん さとし)氏。

 

今敏監督が2010年に若くして亡くなられたと知った夜は、
ショックで眠れなかったことを思い出す。

 

彼が世に送り出した作品はそれほど多くはないが、
そのどれもが最高に面白いものばかりだ。
その中でも個人的に好きなのが千年女優である。

 

圧倒的な映像美

視聴者を騙すような映像のトリック

観客を引き込むキャラクターの魅力・仕草

 

監督の構想が最高のスタッフによって、
美しいアニメーションとなっている。

 

最高のスタッフという面から見ても凄い。
キャラクターデザインは、
エヴァンゲリオンで有名な本田雄さん。

 

作画も日本で最高峰の優秀なアニメーターが参加している。
主人公の千代子が発車してしまう列車を追いかけて、
走る姿を横から撮影したシーン。
このシーンの千代子の可憐さは度肝を抜かれる!

 

この映画を観てから、アニメーターという
職人の技を気にするようになった。

 

そんなきっかけをくれた作品でもあるため、
思い入れは深いものがある。

 

御先祖様万々歳!

押井守監督作品の代表作と言えば、
この「ご先祖様」で間違いないだろう!

 

アニメーションという世界に
舞台演劇の要素を取り入れた作品であり、
最初観たときは、あまりの斬新さと面白さで
数日はニヤけが止まらなかったww

 

いいアニメ見ちゃったな〜、
見つけちゃったよ〜みたいな
妙なハイテンションになるのだ。
(ほぼ病気であるwww)

 

押井守監督の作品はどれも好きなものばかりだが、
「御先祖様」はその中でも押井節が堪能できる
素晴らしい作品なので、

 

もしGhost in the Shellやパトレイバーが好きで
まだ、御先祖様を観ていない人がいるのなら、

 

絶対観ておいて損はない!と断言できる。

 

 

トップをねらえ!

トップをねらえ!はGAINAXの
庵野秀明監督で制作されたOVAシリーズ。
時期としてはエヴァより5年くらい前のものだ。

 

この作品を観たあと、確信したことがある。
それは、庵野監督はやっぱり凄いクリエイターだ!
ということだ。

 

特に第5話が本当に素晴らしい。
この話数だけは1年に数回見返すほどだ。

 

愛してしまった師匠への想い。

師匠の死を受け止められない女。

そこを乗り越え戦うことを選び、

勝利して帰還する。

 

一連の流れを30分のなかで描いていくのだが、
後半からクライマックスへのシーンの盛り上げ方。
絶妙なタイミングでの挿入歌。
圧倒的な作画と声優陣の雄叫び。

 

何度見ても鳥肌が立ち、武者震いさえ起こしてしまうほど、
この第5話は面白すぎるのだ。

 

エヴァンゲリオンが好きで、
まだトップをねらえ!は観ていない。

 

そんな方がいたら、その人は幸運である。
まだ、エヴァと同等、またはそれ以上の興奮が
待っているのだから。

 

SHIROBAKO

最後はSHIROBAKOとさせていただいた。

 

これはわりかし最近の作品ではあるが、
本当に久しぶりに2クールを
毎週楽しみに観れたアニメーションだった。

 

アニメーション制作の裏側。
誇張された部分もあるだろうが、
現場のリアルを職業体験できた作品であった。

 

中には他の一般企業では考えられない
業界の体質などもあるのだろうが、

 

随所にちりばめられたクリエイター方の
アニメーションに対する情熱・こだわり・想い

 

仕事がうまくいかない時。
このアニメを観てもらえると、
気持ちが楽になって、いつもの職場の風景が
少し違って見られるのではないだろうか?

 

そんな仕事への想いを改めさせられる
素晴らしい作品であった。

 

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以上10作品をピックアップさせていただいたが、
作品1つ1つをすべて語り尽くすにはあまりにも
文字数が膨大になってしまうため、
今回はざっくりと感想を述べていくだけだった。

 

一つ一つの作品をもっと掘り下げていく記事も
今後は書いていこうと思うし、

 

他にもご紹介したい作品は山ほどあるので、
これから少しずつ更新していこうと思う。

 

それではまた!!

 

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