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【いまさら聞けない】広告代理店って何をやっているの?

      2019/02/06

今回はアニメーション製作とも関連性の深い広告代理店の仕事についてお話していきます。

 

この記事を書くことになったのは、僕自身が広告代理店についてイマイチ理解していないことがあったので、改めて調べて見たのがきっかけです。

 

僕と同じように、広告代理店は何となく知ってはいるけれど、アニメーションやテレビとどう関係してくるのか。そんな素朴な疑問を今まで持ったことがある方はぜひこちらをご覧ください。

 

まずはCMがテレビに流れるまでを簡単に説明します。

 

■広告代理店の仕事をする流れ(CM製作)

  1. 商品を売りたい企業A社がいる。
  2. A社の担当者はCMを作ってテレビに流してはどうかと考えた。
  3. 担当者は広告代理店にCM製作を依頼する。
  4. 広告代理店はテレビ局にCM広告料を払う。
  5. テレビ局は人気番組を放送して多くの人にCMを見てもらう。
  6. それを見たユーザーがスポンサーの商品を買う。

 

こんな流れで広告ビジネスが成り立っています。順を追って考えてみるとシンプルですね。

 

つまり広告代理店はスポンサーの商品の宣伝を代わりに請け負う事業全般を行うということですね。仲介役というとピッタリでしょうかね。

 

次にアニメーションが製作される過程に当てはめるとこんな感じになります。

 

■TVアニメ製作における各企業の立ち位置とお金の流れ

 

 

このようにアニメーション製作にも広告代理店は深く関わっています。図のように、アニメ製作委員会にも各企業が出資をしたりするので、DVDからの収入も入ってきたり、著作権を保有することで関連グッズを作って販売する2次利用もできます。

 

宣伝や販売、営業や広告って、基本的にされる方もする方も好んでやる人ってそれほど多くはない気がします。商品を作る人は作ることに専念したいし、アニメだって、クリエイターは作ることに専念したいです。

 

広告代理店はそんな人の代わりに商品の魅力を最大限にしてお客様にアピールすることが仕事であるという本質を押さえておきたいと思います。

 

それではまた!

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